録画した磐田戦は、思わず何度も何度も再生してしまう。
90分間ピッチの上を、まるで液体のように流れつづける
黄紺のユニと銀色のボール。
あらゆる場面が夢のように美しいけど、これは現実。
選手たちが、自分の手でしっかり勝ち取ったもの。
印象に残るのは、HTにはいった選手たちが
歩く間すら惜しんで修正点を話し合う場面。
あれだけ動いてなお後半も運動量が落ちなかったのは、
日々厳しい練習をこなすからでもあるけれど、
理にかなわない、無駄な動きがないからでもあるはず。
それは「なすべきフットボールの姿」を
全員が共有して初めて可能になること。
ビジョンを正確に共有し、それに向け全員が体力知力を振り絞る。
「11の肉体と12の頭脳を持った生き物」のやりかた。
チームの主軸を失ってから
まだわずか3ヶ月だというのになぁ!

※図はあくまでイメージです。(いやホラ一応)
魂に黄紺(まだ着慣れないけど)をまとう者にとって、
特別な重みを持っていた第5節・磐田戦。
因縁だ因縁だと煽られ、右にはきっと坂本だと噂され、
だけどその右に、坂本でなく水野を置くと聞いて
この試合を楽しもうとする勝負師・オシムが見えた気がしました。
そうです、そりゃそうですよ。
左でひときわ輝き始めた坂本、右から煌くクロスを上げる水野。
今さら因縁のご対面につき合わせるなんて勿体無い!
過去でなく、未来に時間を使えよと。
あの日、22時に始まった録画中継。
そこにまさしく、真新しいジェフがありました。
03年の最新型(の一部)を買い上げ、戦力は万全と謳う指揮官。
御大の手の内は04年に学び尽くしたと嘯く元同僚たち。
そんな彼らをやすやすと追い越していった、
05年型のジェフ・ユナイテッド。
美しく、新しく、圧倒的に。

今になってみれば、あの騒動以降の皆の嘆きはつまるところ
「未来が失われてしまった!」だったのだろうと思います。
(特に11番の彼に、皆どれだけ未来を見ていたことか!)
でも実は、未来への道は揺らがずここにあったのですよ。
そのことを選手たちが全力で気付かせてくれたおかげで、
皆ようやく負の感情という亡霊から開放されました。
ああ本当に、ジェフサポでよかった!

…で、週(末の敗戦)明けの今もまた、磐田戦を再生してますw
本当に、なんて美しいんだろうなぁ~。
※この文章の大筋は第6節の前に書いたものですが
今もさしたる語弊はないと判断し、載せることにしました。
(…ないよね?)
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